突然の長く大きな揺れ。 忘れもしない10年前の3月11日、東日本大震災。半地下の事務室で一人経理社員と電話予約受付も兼ねていた私は、「お客様からの問い合わせがあったら会社が困る」と思い避難することを躊躇していました。幸い他のフロアーで働いていた同僚が「逃げましょう」と声をかけてくれ、一番最後に無事逃げ出すことができました。
当時、自宅は被害も無くテレビ無しの生活でしたので、大規模災害の実感はありませんでした。最大震度7、死者22,000人以上の被害を知ったのはYouTube動画を見てからでした。
「自助・共助・公助」の言葉を知ったのも、被災者支援の会社に再就職してからでした。
自助:自分で自分の身を守る
共助:地域住民の繋がりによる身を守る
公助:国や自治体による救助・支援で身を守る
突然の自然災害に対して、とても大事な考え方だと思います。
しかし、この地球には、もう一つの突然が、在る事を退職後に参加した日本会議の学びの場で知りました。世界情勢の大きな変化です。
2013年9月10日オバマ大統領が「我々は世界の警察官ではない」と二度繰り返し世界情勢を一変させました。
日本国憲法前文に「平和を愛する諸国民の公正と真義に信頼して」とあります。
《まさか、私達日本国民を、武力をもって支配しようと考えている国がいないよ。日本は、丸腰、丸裸で、武器は持たないよ。だって全世界の国や人を信頼しているから。ラブ&ピースと歌えば日本国民を守れるさ!》という考え方です。本当にそうでしょうか。
アメリカも中国も自国の利益の最大化を使命とし、国民の生命と財産を守っています。
人は弱い。だから仲間を必要とし、家族を作り、国を形づくります。そして、仲間と家族と国を守るため、突然の自然災害を防ぎ・侵略してくる諸外国からの軍事行動を防衛し、自国の幸せな未来を願います。
私は、安心して自然豊かで四季のある日本でつつましく生きていきたいと願っています。
皆さんはどうですか。私は、憲法を改正し国を守るプロ集団「自衛隊」の地位向上と「ほこり」を取り戻す国民運動が「もう一つの突然」に対する最高の公助だと思っています。