ロシアのウクライナ侵攻についてーその背景を考える。

会員の主張・小論
岩手県本部 会員の主張・小論  令和4年3月14日

ロシアのウクライナ侵攻についてーその背景を考える。

K・C
H・T


  • (1)ロシアのウクライナ侵攻についてーその背景を考える。

  ソ連時代、KGBの一員であった(16年間)プーチンはロシアの拡大を目指していた。彼は、軍人気質、経済オンチの独裁者となった。
ロシアの経済力、中国は良くなっているのにロシアは低迷が続く。経済規模、ロシアは中国の10%しかない。
ウクライナは良くなっていて、ロシアから離れそうな気配。それはロシアにとっての危機と考えた。
プーチンは、ウクライナ侵攻はアメリカがアフガンから撤退した〝今がチャンス″と判断ミスをした。
 〈〝クリミア侵攻の成功″ の再現をしようとした。それは民主党オバマ大統領の時であった。バイデンも民主党。〉

  • (2)注目すべきこととはー

    〝核″を脅しに使った。これは重要な事実。

    核がない国は攻められる。→核を持つ国がふえる。これは国防の本質と考える国が増えるのでは・・・。

    米、NATOは援軍を送らなかった。自国を守るのは自国しかない。

    ロシア制裁に反対した中国の立場の意味することを考えるべき。

    中国は台湾を併合したい。ウクライナ戦争の経過を注視している。

    台湾、蔡 英文の見事な采配とその準備。上手にアメリカを利用している。世界は中国の台湾侵攻を防いでくれるのか。
  • (3)日本の首脳はー

    台湾有事を真剣に考えてない。

    中国の台湾侵攻について、仮説シュミレーション(NHK)では、自民党の幹部は中国の侵攻を余り考えてないことが判った。

    〝中国が台湾に侵攻すればその対応は殆どアメリカが前面に出る″ と言っていた。なぜそう思うのか?

    日本の憲法では、日本は闘えない国となっている。これは中国にとっても今がチャンスと思うだろう。
  • (4)アメリカにとって台湾は、命をかける程、大切ではない。
    これを冷静に考えよう。
    アメリカは〝台湾は中国の一部″と認め明言している。台湾を武器の販売に利用しているかも・・・。
    アメリカは中国に併合されても、実損はない。

 ➡ 間違いなく困るのは日本―東南アジアでは、日本は何もできないー
   信用もアテにならない国となる。アジアは中国中心となる。

 ―アジアの情勢は一変するー

  • 今でも日本の経済依存はアメリカより、中国依存が高い。中国の戦略に負けている日本。日本の経済人の国防認識のなさ。度々ダマされているのに・・・。
  • (5)余りにも不足している日本人の〝国防意識″
    食料自給率37%しかない。(先進国中で最低レベル。)
    エネルギー自給率11.0%しかない(先進国中で最低レベル)
    日本は〝闘えない国″憲法でブロックされている。

※6年以内に中国は進攻するーインテリジェンス大国―アメリカは明言した。
結局、何もできない、しない国-日本

  • 国連の調整機能は失われた
      中軸国、中国、ロシアはすぐ拒否権を行使するという事実。

    本当に日本はこれでやっていけるだろうか?
    国際収支も赤字、日本政府も赤字、円の暴落もあり得る。

    ―日本の〝しっかりした国防の国づくり″余りにお粗末なのではー

K・C  H・T   

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