■慰安婦訴訟の最高裁判決が出ました。

会員の主張・小論
岩手県本部 会員の主張・小論  令和2年12月4日

慰安婦訴訟の最高裁判決が出ました。

  会員名 J・K


元朝日新聞記者の植村隆氏が櫻井よし子氏に「慰安婦について書いた記事は捏造である」指摘されたことに怒り、彼女に対し、損害賠償などを求め、訴訟を起こした。植村氏はすごいですね。百数十人の大弁護団を編成したとのことです。(サンケイ、阿比留瑠比氏)
しかし、最高裁の第2小法廷は11月18日付けで植村氏の上告を退けました。請求を棄却した1・2審の判決が最終的に確定したわけです。

また、植村氏は、麗澤大学客員教授である西岡氏に対しても同じような理由で名誉棄損の請求を起こしていた。しかしこれも東京地裁、東京高裁で全面的な敗訴している。朝日新聞が発するこのような問題記事にいかに多くの人が日本人としての心に傷つけられていることか。

 30年11月、札幌地裁は櫻井氏への訴訟についてその棄却判決の「小括」で次のように表現している。
「慰安婦問題は、日韓関係の問題にとどまらず、国連やアメリカ議会などでも取り上げられるような国際的な問題となっていると認められるから、慰安婦問題に関わる本件各記述、公共の利害に関わるものであるということができ、慰安婦問題に関する朝日新聞の報道姿勢やこれに関する記事を執筆した原告への批判は、公益目的を有するというべきである」

日本での裁判制度が正にしっかりと機能していることに日本人として嬉しく思います。
(この小論は、11月26日のサンケイ新聞を参考にしています。)

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